■蒸らしで火を止めない#2
こんにちは。
ヒトデって、脳も血もないんですね。
血も涙もない能無し、、、?
ヒトデさんごめんなさい、言いすぎました。
今回も、シンプルな焙煎を極めていきます。
シンプルとはいっても、火力の変化だけでも出来上がりが七変化するので
その様相は複雑怪奇です。
一つ一つ検証することで、パズルみたいに解けていくのを期待したいですね。
まあ、人は忘却の生き物ですが、、、。
前回は、蒸らしで火を止めないことによって
火力が常に伝わり、焙煎時間が短くなりました。
そのおかげで豆本来の味が出ていたように感じます。
ただ、前回は焦げの苦味が少し出てしまいました。
それを改善したものを作ります。
結果は
甘みが特に強く、香りもそこそこ出ていました。
今日も原因を過程から読み解きましょう。
■本日の豆
産地 / パプアニューギニア ウィルヘイム ウォッシュド
特徴 / 雑味が少なく、マイルドでさわやかな後味、適度なコク
煎り度 / フレンチロースト
気温・湿度 / 25度・60%
■焙煎メモ
総焙煎時間 / 13分11秒
蒸らし時間 / 3分
↑蓋を閉めて蒸らす。香りに大きく影響。
1ハゼ・2ハゼ / 06分31秒・10分17秒
↑熱で豆がパチッとはじけること。煎り加減の大きな目安。
香り / フルーティな甘い香り
■香り、仕上がりの印象
噛んでみた印象 / 強い甘みとやわらかい苦み
色見 / ブラウン
重さ / 25g→19g 24%↓
表面の油分 / 少し光る
■飲んでみた感想
第一印象 / 強い甘みと中程度の香り
バランス / 良い
冷めてからの変化 / 甘みが増す。
■今日のひとこと
非常に飲みやすいコーヒーですね。
甘みが強く出てくれているので苦味も少なく感じます。
焦げ付きもなく、渋みも少ないです。
いうべきことといえば、
印象が薄いですね。
もっと香りがガツンと出て、甘い香りで最高にリラックスする
そんな味にしたいんです。
可能かどうかはわかりませんが、
追い求めるしぐさが心地よいのです。
次回は香りをガツンと出す方法を考えます。
では、また。
コメント