■香りを見ながら、仕上げに高火力#2
こんにちは。
イカという名前は、昔の人が「いかめしい(恐ろしい)」姿に見えて付けたそうです。
今はイカ飯にしておいしくしちゃいました、、、。
今回は、エチオピアの豆を焙煎します。
前回は焦げた様な香りがついてしまいました。
原因はチャフの焦げや、豆表面の焦げですね。
それを阻止するために、今回は最後の高火力をひかえめにして
苦味や渋みをなくしていきます。
結果は
香りが強く、少し渋い。
今日も原因を過程から読み解きましょう。
■本日の豆
産地 / エチオピア シダモG1 ナチュラル
特徴 / フルーティな口当たりとジャスミンやマスカットのような香り
煎り度 / フレンチロースト
気温・湿度 / 26度・50%
■焙煎メモ
総焙煎時間 / 13分00秒
蒸らし時間 / 3分
↑蓋を閉めて蒸らす。香りに大きく影響。
1ハゼ・2ハゼ / 07分01秒・09分59秒(2分58秒)
↑熱で豆がパチッとはじけること。煎り加減の大きな目安。
煙の香り / フローラルな甘い香り
■香り、仕上がりの印象
噛んでみた印象 / 特徴的な香りと苦み
色見 / ライトブラウン
重さ / 50g→41g 18%↓
表面の油分 / 少し光る
■飲んでみた感想
第一印象 / 香り高く、少し苦い
バランス / 苦味と渋みが出ている
冷めてからの変化 / 苦味が増す
↑理想は扇形
■今日のひとこと
香りが立ってくれました。
ですが、最後に高火力にしたものよりも
香りは少なくなっています。
甘みや、全体の印象も少ないです。
この結果から
最後に火力を上げるのはあまりよくないかもしれませんね。
豆の表面はテカテカとして見栄えはしますが
味の方は明らかに質が落ちます。
また、1ハゼから2ハゼまでの時間を
2分にしようとしていますが、
毎回1分程超えてしまいます
目標通りの時間管理ができるようにしていきましょう。
では、また。
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